アートと自然が溶け込む街で“風景”を意識した空き家リフォーム

国土交通省の「良質住宅ストック形成のための市場環境整備促進事業」の公募の審査結果がこのほど(2016年11月)発表された。
同事業は、中古住宅市場活性化のために国が取り組んでいるもので、工務店、建築士、検査・履歴業者、金融機関、宅建業者などが連携した協議会に対して、評価、流通、金融等の一体的な仕組みを構築するための費用を補助するというもの。
今回、採択されたのは39の協議会。不動産会社などの事業者が多い中、一際目を引くグループが神奈川県相模原市の(一社)藤野観光協会を中心とした「相模原既存住宅リフォーム・改築推進協議会」だ。同協議会の最大の目的は、東京からわずか60キロという土地柄を利用し、移住者を増やすことだ。
情報提供:株式会社 日本住宅新聞(2016年11月)