玄関収納の設置率7割超 和室も増加傾向に

(株)アキュラホーム住生活研究所(伊藤圭子所長)はこのほど、2017年住宅傾向調査の結果を公表した。
2009年には35%だった玄関収納(シューズクローク)の設置率が、16年は74%となり8年間で2倍以上に増加。
また、和室や畳コーナーのある間取りも増加傾向にあると見られ、2016年は71%に達している(09年62%)。玄関収納設置率の増加について同研究所は、共働き世帯の増加による家事の合理化志向に加え、住まい手のライフスタイルの多様化や趣味が充実していることの影響があると推測。
また、デザインや防犯意識が向上し、庭にものを置きたくないという要望が増えていることも背景にあると見ている。
情報提供:株式会社 日本住宅新聞(2017年2月)