「全国版空き家・空き地バンク」を構築 国交省

新年度新規事業で 空き家・空き地の増加が大きな課題となるなか、多くの地方自治体が、いわゆる「空き家・空き地バンク」を設置。
地元の空家・空き地を登録し、他地域からの移住者に安価で住まいを提供する取り組みを進めている。
こうした動きを踏まえ、国土交通省は2018年度、「全国版空き家・空き地バンク」を構築する計画だ。
現状では各地方自治体が独自に「空き家・空き地バンク」を設けているため、比較検討等がしにくい。
そこで、物件情報の掲載項目を標準化するなどして、各自治体の「空き家・空き地バンク」に登録された物件をワンストップで検索可能にし、多様なニーズに対応できる体制を整備。
マッチングの可能性を増大させたい考えだ。
情報提供:株式会社 日本住宅新聞(2017年3月)