学校や地域の安全点検に工務店も積極的な協力を

大阪府北部を震源に2018年6月18日に発生した最大震度6弱の地震で、大阪府高槻市の小学校のブロック塀が倒れ、登校中の児童が死亡した。この問題を受け、全国でブロック塀の点検が行われ、撤去などの措置が緊急に進められている。文部科学省は2018年6月19日に全国の学校での緊急点検を要請。国土交通省も文科省と協力して点検を実施するほか、一般の建築物の既設の塀についても、所有者に対して①チェックポイントを用いて安全点検を行うこと②安全点検の結果、危険性が確認された場合には、付近通行者への速やかな注意表示と補修・撤去等が必要となること――を要請している。
情報提供:株式会社 日本住宅新聞(2018年6月)