AIによる住宅マッチング

振り回されるか、使いこなすか

総務省情報通信政策研究所の「AIネットワーク社会推進会議」はこのほど、AIネットワーク化が社会・経済にもたらす影響などについて、「報告書2018」としてまとめた。AIネットワーク化が社会・経済にもたらすインパクト(主に良い影響、便益)とリスクに関して考察しているが、この中で〝居住分野〟についても分析。AIシステムは家電製品や設備機器等にそれぞれ搭載されている。AIシステム相互間のネットワークが形成されれば、行動に合わせた家事の自動化、嗜好等に合ったレシピの提案・自動調理など、「AIシステムが単独で機能する場合に比べて、快適な居住環境を作ることができるようになる」と、報告書は指摘する。この中では「住宅マッチング」も事例として挙げている。
情報提供:株式会社 日本住宅新聞(2018年7月)