建築研究所が北海道胆振東部地震の被害調査を発表

倒壊被害は古い店舗併用住宅に集中

国立研究開発法人・建築研究所と国土交通省国土技術政策総合研究所、地方独立行政法人北海道立総合研究機構建築研究本部は共同して平成30年9月6日の北海道胆振東部地震で胆振地方各地に発生した被害の概況を調査し、結果をまとめた。それによると建築物の倒壊は、震度6強を記録した、むかわ町役場付近の比較的古い店舗併用住宅に集中していることが分かった。
 また倒壊を免れた店舗併用住宅でも残留変形が残るなど大きな被害を受けたものが多く確認された。この他の木造住宅やRC造による町役場庁舎は大きな被害は確認されなかった。
情報提供:株式会社 日本住宅新聞(2018年10月)