木材相場、9割が「普通」から「悪」

東京材木商協同組合相場調査委員会

 東京材木商協同組合相場調査委員会の10月の木材相場予想によると、商況は、8、9月は「普通」から「悪い」が8割だったが10月の見通しは9割が「悪い」と予測。「オリンピック絡みと思われるが、鉄筋屋・仮枠屋・大工等の職人が集まらず、工事が遅れているケースをよく耳にする」という。
 相変わらず住宅のリフォームや店舗のリニューアルも小規模で、急ぎの少量配達、遠方配達が増えているとした。また運賃を請求するケースが増えている各メーカーの営業マンの力量が人手不足等で落ちており、不慣れなメーカーを取り扱った際のクレームの発生が特に水回りで見受けられるという。
情報提供:株式会社 日本住宅新聞(2018年10月)