学校施設のエアコン設置やトイレ改修など推進 文科省

 学校施設は子どもたちの学習・生活の場であると同時に、災害時には地域住民の避難所としても使用される重要な施設でもある。近年の酷暑など厳しい気候や相次ぐ自然災害などを受け、文部科学省は来年度予算概算要求に、ブロック塀の倒壊防止等の安全対策やエアコン等の空調設備の設置等を盛り込んだ。
 6月に発生した大阪北部地震では大阪府高槻市の小学校のブロック塀が倒れ、登校中の児童が死亡した。この事態を受けて全国で危険な塀の撤去や改修等が進められているが、文科省もこれらブロック塀の倒壊防止等の安全対策を支援する。
情報提供:株式会社 日本住宅新聞(2018年10月)