木材相場、11月は全て保合 東京材木商協同組合相場調査委員会

 東京材木商協同組合相場調査委員会が発表した10月の木材相場予想によると、商況は、10月は9割が「悪い」と予測していたが、11月は多少動きはあるものの全て「保合」とした。もっとも、現場の声は様々で「近年にない落ち込み、何か考える必要がある」「仕事はあるが、現場の条件が悪く、搬入に苦労している」といった暗い話題のものや「台風の保険の関係で、一気に仕事が集中してポリカが無い。災害の多かった西日本に行ってしまった模様」「役所関係の仕事があるが先が見えない、既製品ではないのでいきなり来ても困る」「動くのはエクステリア関係、木材は動かない」といった材質に関するものまで幅広く寄せられた。
情報提供:株式会社 日本住宅新聞(2018年11月)