木材価格市況

(東京木材問屋協同組合・木材価格市況調査委員会12月例会)

「木材製品の荷動きは10月以降急速に回復してきた。最近は国産針葉樹合板も在庫が減少して、デリバリーがつき難い状態になってきた」(例会出席者)。12月4日新木場の木材会館で開かれた東京木材問屋協同組合・木材価格市況調査委員会では、担当者からの活発な荷動きを指摘する声が多く聞かれた。プレカット担当者は「工場の受注は好調で出荷もピークを迎えている」と報告、忙しさは年明けまで続くと見通した。 今回、アンケート調査に回答した大工の平均年齢は44.7歳だった。60歳以上の高齢大工は19.3%、30歳未満の若年大工は14.1%。国税調査による大工の年齢層と比較すると、30歳以上50歳未満の割合が高く、60歳以上の割合は低い。同協議会では「現場実務から高齢大工が引退していると推測される」としている
情報提供:株式会社 日本住宅新聞(2018年12月)