木材価格市況 国産材丸太、価格に落ち着き

 「プレカット工場の稼動は年末から一転、現場仕事が遅れているせいか、低調になっている」(プレカット担当者)。2月7日に開かれた東京木材問屋協同組合・木材価格市況調査委員会で、各材の担当者は荷動きが鈍化した木材製品市況について報告した。国産材丸太は出材が増えてきて、価格が落ち着いてきた。外材は入荷量が増えた米ツガ製品がダブついていて、価格が下がっている。
 今月評定価格が変わった品目は、北洋材アカマツ平割(KD)が立方1000円の上げ、米ツガ現地挽き正角(KD105角、KD90角)が立方2000円の下げとされた。

情報提供:株式会社 日本住宅新聞(2019年3月)