木造建築物、主要構造部の規制見直し

今後更に中層建築物における木材利用の推進が拡大

 国土交通省は2月26日「建築基準法の一部を改正する法律」(昨年6月公布)に関する説明会を東京都内で開催した。今回の説明会では国土交通省の職員が今年6月までに施行される法改正について内容全般、関連する政省令・告示の概要、検討案について解説した。
今回の法改正は▽建築物・市街地の安全性確保▽既存ストックの活用▽木造建築物の整備の推進――の3つの観点からの規制の見直し、合理化を図るもので、今後は防火地域等にある高い延焼防止性能が求められる建築物でも内部の壁・柱等で木材の利用が可能になるなど、設計の自由度が拡大する
情報提供:株式会社 日本住宅新聞(2019年3月)