向こう1カ月の予想はほぼ保合

東京材木商協同組合相場調査委員会

 東京材木商協同組合相場調査委員会は商況について3月2日に木材標準価格を調査し、発表した。それによると商況について1月は様々な声が寄せられた。「稼働日が少ない割にまあまあ動いた」という声がある一方で、「動くのはエクステリア関係、木材は動かない」、「遠い現場は他の組合の同業者に助けてもらった」、「見積もりはあるが決まらない、順当に動けばいいのだが」、「金額の張る商品は異業種からとって、ボードだけの注文が来た。腹が立ったので断った」、「土木工事が少ないので薄利でもエクステリア関係の仕事でつないでいる。これからは木材だけにこだわらない」等、全体的に見ていい話は出なかった。
情報提供:株式会社 日本住宅新聞(2019年3月)