建築BIM推進会議を設置

 分野の設計等で普及拡大が期待されているソリューションの一つ“BIM”。Building Information Modeling(ビルディング・インフォメーション・モデリング)の略で、コンピューター上に作成した主に3Dの建物のデザイン情報に、部屋の名称や面積、材料・部材の仕様・性能、コストや仕上げ、管理情報などの属性データを追加したもので、設計、施工、維持管理までのあらゆる工程の情報を総合したシステムだ。
 すでに土木・インフラ等での活用が進んでおり、住宅分野でも一部で導入が始まっている。国土交通省はこのほど、建築BIM推進会議(仮称)(委員長=松村秀一・東京大学大学院教授)の設置を決定。建築分野でのBIMの導入を拡大し、生産性向上を図りたい考えだ。
情報提供:株式会社 日本住宅新聞(2019年5月)