国産合板、連休を前に在庫補充の動き

 国産針葉樹合板は大手プレカット工場向けを主体とした直需販売ルートで、連休前に在庫補充をする顧客が出ていることから、荷動きがやや活発化してきた。一方問屋ルートにおいては荷動きにあまり変化が見られず、顧客は依然として当用買いを続けている。製品価格はメーカーの製品在庫が低レベルにあるために、安定した状況になっている。連休前、心配されるのはトラック便の確保で、混み具合を予想することが難しいことから、流通関係者は早めに配送の手配をすることが必要と思われる。
情報提供:株式会社 日本住宅新聞(2019年5月)