被災地で電力の地産地消目指す 須賀川瓦斯(福島)

電力の小売りが2016年4月から完全自由化されるが、原子力発電事故があった福島県で、地産地消の電力供給を目指して小売事業者登録を受けたのが須賀川瓦斯(株)(須賀川市)だ。
同社は東北初の小売登録事業者。同社は1954(昭和29)年の創業で、地元でのLPガスやガソリンスタンド等のエネルギー事業を中心に、酒類販売、薬局、フィットネススタジオ経営など、地域に密着したサービス事業を展開している。
同社が供給する電力の電源構成は太陽光発電によるもののほか、日本卸電力取引所(JPEX)等から調達する。
情報提供:株式会社 日本住宅新聞(2016年3月)