地域材と地産・地消

国産材活用で生活を豊かに全国的にも木材供給側と住宅事業者等がグループを組織し、地域産材による地域工務店の家づくりの動きが広がってきている。例えば、埼玉県内の製材業・木材流通業や工務店らが組織したNPO木の家だいすきの会は、地域材(西川材、ときがわ材のスギ・ヒノキ)利用率100%の構造材による家づくりを進める。構造材は葉枯らし天然乾燥材を使用(含水率が高い一部の材については、中低温の人工乾燥で補完)し、内装材は国産材を産直方式で確保するほか、天然乾燥木材のストックを進めるための部材の規格化、品質検査にも取り組んでいる。
情報提供:株式会社 日本住宅新聞(2011年11月)