がれきを再利用“復興ボード”に

東日本大震災では、廃木材の量が1,000万トンにものぼるといわれており、現在、どのように処理をするか、さまざまな検討が始まっている。岩手県ではこのほど、応急仮設住宅の団地内に、廃木材を活用したパーティクルボード「復興ボード」による仮設集会施設が2棟完成した。設計・施工したのは地元工務店5社による宮古・下閉伊モノづくりネットワーク林産部会や関連企業、大学など。プロジェクトは仮設から恒久住宅へと移行し、「地場産材+復興ボード+地域工務店による施工」の復興住宅の開発が進められている。
情報提供:株式会社 日本住宅新聞(2011年10月)