仮設の発注実態を明らかに  仙台市民オンブズが情報公開請求

 宮城県の応急仮設住宅建設に関して、地元工務店にほとんど発注が無いことや、入居者が予想より少ない、雨漏り等が発生しているなど、様々な問題が噴出していることから、仙台市民オンブズマンはこのほど、仮設住宅発注元の宮城県と仙台市に対して、発注業者の選定過程等を示す文書の公開を請求した。同オンブズマンは、「開示された情報を元に、仮設住宅の建設が本当に宮城県の復興に役に立っているのかを調べたい」としている。
情報提供:株式会社 日本住宅新聞(2011年7月)