工務店が生きるか死ぬかは人造り  規矩術の習得が勝ち残りの肝となる

 1949年に建設業法が施行され、木造住宅の工事での建設業の許可が必要となった。技能者の故障である大工・棟梁は飛鳥時代に端を発する歴史を持つ。建設業法では「大工工事業」「一般建設業」「特定建設業」等に分類し、建築一式請負工事をなりわいとする事業者が“工務店”を呼称するようになった。以降、大工と工務店はどう違うのかという消費者からの疑問は絶えない。消費者に大工・工務店増をどう結び付けてゆけばよいのか。
情報提供:株式会社 日本住宅新聞(2011年7月)